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段ボールコンポストは失敗しないというのでやってみた。生ごみ消えるかな?

「コンポスト」というと、一般的には

有機物を微生物の働きで分解させて堆肥にする処理方法のことを指しますが、

英語でコンポスト(compost)は「堆肥(たいひ)」のことです。

 

「コンポスト」は緑色のこんな形ので

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屋外に設置されていて、庭か畑がないと置けないという印象ですが。

 

段ボールを使ったコンポストならマンション住まいでもできて

失敗が少ない

という評判を聞いて、私もやってみることにしました。

 

■段ボールコンポストを手に入れるには?

自分で材料を揃えることも可能ですが、

私は初心者なので「NPO法人循環生活研究所」さんの

段ボールコンポストの講習会に参加して、そこで購入。

段ボールコンポストを始めるための一式の内訳は、

・ピートモスと籾殻燻炭(もみがらくんたん)650円、

・ダンボール250円と温度計350円、

・Tシャツで作った虫除け用のカバー350円。

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この他に、講習会に参加したところ

「堆肥づくりのススメ」という冊子をいただきました。

段ボールコンポストをやってきた中で培われたノウハウや

エピソードが詰まって、コンポスト初心者にとっては手引書です。

これを見ながらやっていきます!

 

■まずは段ボールを用意

コンポストに使う段ボールは二重構造の丈夫なものを使います。

自分で用意する場合は、ふつうの段ボールより

ちょっとコストがかかりますが、二重構造のものを買いましょう。

ふつうの段ボールしかない場合は、箱自体を二重に重ねるでもOK。

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次に、段ボールに顔を付けます。(うん、必要?)

compost3.jpg

 

箱が用意できたら、もみ殻燻炭(くんたん)と

ピートモスを入れてよーくまぜます。

茶色いのがピートモス、黒いのが燻炭です。

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以上。(完)

 

なんとこれだけです。

箱を用意して、入れて、まぜるだけ。(顔はお好みで)

生ごみを分解する菌はどこ!?っていう感じですが、

わざわざ菌を入れるということは必要ありません。

生ごみを入れることによって、ここに微生物が自然発生します。

なので、どこかから菌や微生物を連れてきたり

糠床のように塩や水を入れてまぜて発酵を待つ、などということはしません。

まずは、少量の生ごみ投入からスタート。

compost7.jpg

 

ちなみに、段ボールコンポストに入れるのは生ごみだけ。

落ち葉や雑草、枝類、貝殻などは分解できません。

骨は魚は分解できますが、鶏のから揚げの骨などは無理です。

カラカラに軽い、木の枝のようにはなりますが消えません。

魚の骨は消えてなくなります。

あと、微生物は塩分が濃いものは苦手なので、

たとえば煮魚などの残飯は、ちょっと水洗いしてから入れてあげてください。

塩分の目安は「高血圧のお父さんのおかず」ぐらいだそうです。

わかりやすいですね。

 

■置き場所はどこがいい?

風通しが良く、日当たりが良く、

雨が当たらない場所(段ボール製なので)がベストです。

ウチはベランダに設置しました。

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100均の鉢置き台に載せて、高床式にしました。

 

このままだとフタの隙間から

生ごみ目当ての虫が入ってきて繁殖しようとするので・・・

 

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Tシャツカバーで覆います。

こうしておけば虫が入ってくるのが防げます。

生ごみを入れても分解には時間がそれなりにかかるので

きちんと管理しておかないとワームが発生してしまうんですね。

循環の良いコンポストだと、生ごみを投入し、分解が始まると

50℃近くまで熱が発生するので虫が卵を生み付けても死んでしまいます。

 

■生ごみの入れ方とお手入れ

コンポストに生ごみを入れ、燻炭とピートモスの土を

上から軽くかぶせるようにして入れます。

微生物が発生したコンポストでは生ごみを入れると分解が始まります。

微生物のライフサイクルは20分ほどで、生ごみを食べ、次々に発生し、

繁殖し、消えてを生ごみがある限り繰り返していきます。

 

そのサイクルの最中に発生するのは水分と熱だけです。

生ごみを分解するスピードや時間は生ごみの量や内容にもよりますが

15cmくらいの魚の骨ならひと晩で消えたりもしていました。

 

お手入れとしては、1日1回か2回は箱の中をよーくかきまぜてください。

これは中に十分空気をいきわたらせるためです。

箱の中をすみずみまで、よくかきまぜて酸素を送り込んであげるのがお手入れです。

入れる生ごみの水分は適度にきっておきましょう。

コンポストは多少の水気があって良いですが、多すぎるとダメです。

 

■微生物くんたちの好きなもの

コンポストの中には生ごみを餌にする微生物たちが発生するのですが、

生ごみを投入し、観察していると、すぐに分解されてなくなるものと

なかなか分解されないものがあります。

 

中でも「これを投入すると他の分解まで進む、微生物の燃料みたいだね」

というのがあるのです。

それは糖質と脂質のもの。

これを入れると微生物の働きが活発になって、箱の中の温度が上がり、

寒い冬の時期だとほんのり湯気が見えることもあります。

入れる生ごみの分量が多い時、分解がちょっと落ちてる時に

米ぬかと油(揚げ物の廃油や油かす)を入れてあげると一気に活発になります。

(ウチではこれを「祭り状態」と呼んでました)

 

■微生物といっしょに暮らす

夏は生ごみがひと晩で臭くなってしまうため、

生ごみ臭を消す方法として段ボールコンポストを購入してみたのですが。

思った以上に手軽で、運用も簡単。

生ごみ臭からはもちろん解放されました。

生ごみをコンポストに入れるのも、ちょっと「動物の餌やり」感覚で

ウチでは生ごみが「微生物くんの餌」と呼ばれるようになりました(笑)

もしこの記事を見て、段ボールコンポストをやってみる人がいたら

ぜひ、生ごみを入れて土の温度が上がってきたところに

そっと手を置いて触ってみてください。

まるで動物のお腹を触ってるような感じがしてきますので(笑)

微生物くんたちの存在を感じることができる貴重なひとときなので、

ぜひやってみてほしい、おススメのポイントです。

 

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